接骨院の自費メニュー

接骨院・整骨院では保険を使った施術だけでなく自費（全額自己負担）のメニューもたくさん存在します。

保険施術のオプションとして自費メニューを勧められることも多く、思いのほか施術の料金がかかってしまうこともあります。

現状で流行っていたり、増えてきている自費メニューについて解説をします。

女性対象の骨盤ケア

近年流行っているのが骨盤の開きやズレを治す骨盤ケアです。骨盤矯正、骨盤調整などと呼ばれてもいます。産後の骨盤ケアは産後骨盤矯正と呼ばれており、芸能人や有名人がSNSで投稿をしたこともあり現状流行をしています。

内容としては、手技で骨盤を改善したり、運動の指導を行うことで骨盤を元の正しい位置に戻します。

「骨盤矯正」と聞くとバキバキされるのではないか？という方もいらっしゃるかもしれませんが、最近の流行ではソフトな矯正方法が主流です。

オプションで電気の筋力アップを図るEMSトレーニングや足のお肌や足のエステ的なケアを合わせて行うことをできる院も存在します。

よくある間違えとして保険を使った施術はマッサージやストレッチではありません。行っていることは似ておりますが、接骨院・整骨院での保険施術は後療法と呼ばれ、マッサージやストレッチとは違うものになります。

肩こり、筋肉痛、慰安目的のマッサージは保険では適応できないため自費での施術になります。

30分3000円での時間制のメニューであったり、上半身ストレッチコース5000円など料金設定は様々です。

一部の接骨院・整骨院では保険施術のオプションとして時間延長で1500円というような自費施術を行っている院も存在します。

リハビリとは運動を行うことによって体の障害や後遺症の改善を行う療法です。自分で体を動かす「自動運動」と他者に体を動かしてもらう「他動運動」を行うことで本来持っていた体の動きを取り戻します。

骨折後のリハビリや脳卒中のリハビリは保険の適応になります。しかしながら、保険を使ってのリハビリだと時間の制限があったり、リハビリの終える段階が低く設定されているので内容に満足できないというお悩みを持つ患者が多くいます。

そこで、接骨院・整骨院が自費でのメニューをして「リハビリ」を行うようになりましした。

症状を絞って自費でのリハビリを行っている院も多くなってきており、脳卒中専門のリハビリや野球肘専門のリハビリなど専門性を売りにすることも多くなってきています。

接骨院・整骨院で高価または珍しい治療器を導入し、それを自費メニューとして展開している院も多くあります。

大抵は保険施術と組み合わせるオプションとして導入していることが多いです。そのため料金設定は200円から1500円くらいの設定をしている院が多いと思います。

機種名を例えばであげると

上記3つは電気治療器なので違いは周波数の違いです。低周波、中周波、高周波と種類があります。低周波は浅層の筋肉、高周波は深層の筋肉に作用します。

接骨院・整骨院では骨折、脱臼（応急処置に限る）捻挫、打撲、肉離れに対して保険を使って施術を受けることができます。

では捻挫や肉離れを起こりにくくするにはどうすれば良いか？というときにパーソナルトレーニングを自費メニューとして提案する院が増えてきました。

患者度に柔軟性や筋力は違うのでそれぞれに応じたストレッチや体幹トレーニング、または筋力トレーニングをすることで痛みやケガの予防をします。

料金は3000円から10000円くらいの設定が多く、時間、立地、トレーナーの人気度によってまちまちです。